クイックブックトークとは、
子どもの本の選択の幅を広げる手助けのために
本についての情報を豊かにする手法です。
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夏休み2017年読書感想文全国コンクール課題図書より
少しずつ本を紹介しています。
今回は、
低学年の部「ばあばは、だいじょうぶ」
楠 章子 著 いしい つとむ 絵
童心社 定価:1,404円(税込)
つばさは、ばあばとくらしてる。
毎日、学校から帰ると
ばあばのお部屋で、今日あったできごとを話すんだ。
さかあがりができなかったことも、
けいさんがうまくできなかったときも、
ママにしかられたときも、
ばあばは、いつでも
「つばさは、だいじょうだよ」って頭をなでてくれる。
さいきん、ばあばが、ちょっとおかしい。
同じことを何度も聞いたり、
大事なことが、分からなくなったり。
パパとママがおしえてくれた。
ばあばは、「わすれちゃう病気」なんだって。
つばさが、大事に大事に食べていた、いちごのジャムを
ばあばが、ぜんぶ食べてしまった! !
つばさは、おこった!
となりのおうちの花を、ばあばがおってしまった。
おじさんは、おこった!
ばあばが、かれ葉でお茶をいれようとしている。
つばさは、こわくなった!
そして、ある寒い日、ばあばはいなくなってしまった。
ばあばは、どうなってしまったんだろう。
つばさの大好きな、やさしいばあばは
もういないの?
ばあば、しんぱいだね。
見つかるといいね。
つばさと、ばあばが気になる人は
つづきを読んでみてね。
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